2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ちぐはぐ

肌が合わない関係の人色々ありしも過ぎれば懐かしや 面白がらせのこと言ってるのににこりともせぬ人ありて 思い出したくない人にまた会いましてこれも人生なのか

芭蕉「梅の句」に付句10句

梅が香にのつと日の出る山路哉(芭蕉) 処々に雉の啼たつ(野波) 梅が香に昔の一字あはれなり(〃) 花橘のいざなふ思ひ出(雅舟) 梅が香やしらら落窪京太郎(〃) 読み耽る姫物語熱(〃) 梅が香や見ぬ世の人に御意を得る(〃) ぴくりと動く清盛の眉(〃) 梅恋ひて卯の…

雪割草

ユキワリソウ(雪割草、学名:Primula farinosa subsp. modesta)は、サクラソウ科サクラソウ属の多年草。高山植物で日本全土の亜高山帯から高山帯に自生する。-Wikipedia 分類セイヨウユキワリソウユキワリソウ 旅信ばかり呉るる友あり雪割草 石田波郷洲浜…

隣人の暮らしの歌

日常の心の奥に秘め持てる 宇宙の彼方 目指す蝶々 目の覚めて今日の予定を呟き合う この幸せのいつまでもあれ 会うたびに夫のグチを聞かされるも おのろけとして聞き流しおり 主の居ぬ玄関の鍵開けるたび 硬質な音 胸に響かう 古希過ぎて先輩よりの𠮟責は あ…

梅の花 雨に散り敷く 寺の庭

雷鳴も過ぎて寺苑の梅の花 余命余生を命乞いして 水溜りに梅の花浮く寺苑かな

水仙と白梅に太刀打ち出来るものありや

早朝の出会い

橘の実の熟したる 旭受け broccoli の 総花 優し 雅子

2月21日誕生日の花と花言葉歌句

本日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます。 (拙句)花のみで終わらぬ定め壮健美 【花】ミツマタ(ジンチョウゲ科) 【花言葉】 壮健【短歌】呼ばれたるような気がして振り向けばミツマタの花ふくらみいたり その名のとおり、花を支える枝が…

「思い~」10 首歌

他の人の気持ちになって「思いやる」ただ同情は避けたい人あり あれこれと「思い煩う」「思い悩む」取り越し苦労になることもある 前もって「思い設ける」こともあり心構えをしておくことも 心でそうと思い込んで決めること「思いなす」こと「思い込む」こと…

森のふくろう歌仙(4)

福老の縁起かついで春の神酒 雅澄 酔って空飛ぶ棲み処無く 雅博 我想う福老きたる精進か 光瀧 温水湧き来立春の朝 澄 蕗のとう雨に芽を出す緑かな 博 あぜ道で待つお下げ髪の子 澄 缶蹴りの鼻たれ坊主袖光る 博 しばきあげねば独楽は自滅す 澄 釈迦の手で筋…

「解」(10首歌)

「解放」され「開放」的に快方へ向かうは嬉し 「解除」され「解消」「解禁」何事も束縛解けるとの嬉しさ 「解脱」「解熱」「解毒」まであり解く解けることの有り難さ 「解雇」「解職」いずれも解放される身の辛さあれども運命の内 「人生は不可解」の遺書書…

イヌフグリ、五重塔に対峙して

犬ふぐり 五重の塔に 対峙して 一歩も劣らず 春の呼気麗し

春の朝句

逸早き暖気に芽立ち慌て者 雅舟

2月20日誕生日の花と花言葉歌句

2月20日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)あなたの眸いつも未来を見つめてる 雅舟 【花】ウグイスカズラ 【花言葉】 未来を見つめる【短歌】なんとなき少しの不安やわらげるウグイスカズラほつほつ咲けり この花が咲き始めると、…

捨てられた私は、自分の名が知りたい

残留孤児かの大陸に棄てられて八十年経つ忘れざらまし

雲には負ける

好き好む(10首歌)

好き好む人に嫌われ嫌う者に好かれたとても何にかはせむ いい気になっているうちに神に仕打ちを受けまする好きな事には騙され易い 物好きな奴ですね赤烏帽子皆笑ってるのにご自分は分かっていないんだから 好きこそものの上手なれただ一心にやってればいつ間…

「菜種梅雨」名句10 句

菜種梅雨 10句 懐炉してねむるやすでに菜種梅雨 水原秋櫻子 海の音纏ひて菜種梅雨の死者 佐藤鬼房 葛西善蔵全集今欲しし菜種梅雨 石川桂郎 慶弔のこもごもつづく菜種梅雨 山口青邨 菜種梅雨いちにちさむくけぶるなり 長谷川素逝 菜種梅雨鉛のごとき胃を抱く…

枝垂れ梅

延命寺境内

2月19日誕生日の花と花言葉歌句

誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)アネモネを父のポッケにささげたり 佳舟 【花】アネモネ(キンポウゲ科) 【花言葉】信じて従う 【短歌】信じ合う美しさありアネモネの色とりどりに咲きそろいたり 色とりどりのアネモネが、冬…

英霊は大和魂「寒桜」

不動の滝

西讃には珍しい滝(三豊市豊中町桑山) 光瀧さん 蜜酒 造酒 秘蔵酒 同窓会の下見の下見

「肌」10 首歌

皮膚は「ひふ」漢字は皮・膚(肌)使い分けしているようで厳密でない 白い肌 雪肌 玉肌 それもいい 他の色色々 あってもいいぞ 感触は柔肌 餅肌 更にまた 石肌 岩肌 木肌 それぞれ 片肌を脱いで てめえとやり合うか 両肌脱げば 負けはしねえぞ 鳥肌が 立つよう…

鳥たちの朝も朝餉を求むのみ

沈丁花「春よ、来い」

淡き光立つ 俄雨 いとし面影の【沈丁花】 溢るる涙の蕾から ひとつ ひとつ香り始める それは それは 空を越えて やがて やがて 迎えに来る 春よ 遠き春よ 瞼閉じれば そこに愛を ...

2月18日誕生日の花と花言葉歌句

2月18日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)沈丁花「何に不滅の命ぞ」と 雅舟 【花】ジンチョウゲ 【花言葉】 不滅 【短歌】春雪に埋もれし今朝のジンチョウゲ起こせば強き香りを立てり 雪に押しつぶされたように埋もれたこの花を…