(拙句) 回り道常磐小桜待ってくれ 雅舟
【花】 トキワコザクラ(プリムラ)(サクラソウ科) 【花言葉】 富貴 神秘な心
【短歌】 昔から咲いてるように城跡のトハワコザクラ花を競へり 鳥海昭子
「兵(つわもの)どもが夢の跡」とでもいうように、城跡に大輪の
トキワコザクラがかたまって咲いていました。まるでずっと前から
咲いているような気がしました。
【季語】 常磐小桜(歳時記になし) 歌留多 初芝居 歌会始
【俳句】声といふ美しきもの歌留多読む 後藤比奈夫
ひとひらの雪をともなふ初芝居 三田きえ子
松の間に歌会始すすみいづ 坊城としあつ
【三行詩】常磐小桜プリムラ
富貴は浮雲のごとし
神秘な心だけ頂かむ
【万葉歌】淡雪のこのころ継ぎてかく降らばうめの初花散りか過ぎなむ
(巻8ー1651)
田中英光(1913) 西村 望(1926) 浜村 淳(1935)