【令】【和】の元号の特異性と普遍性

  【令・和】元号のの特異性と普遍性

【令】は初登場  『万葉集』に「令月」とあるのに拠る(誠に特殊)

     この月はMoonの月ではなく、Month暦の月であって睦月という佳い月。

      【令月・風和】この二語が対比されている対句

【和】は過去20回目の使用

①明和 ②和銅 ③承和 ④仁和 ➄応和 ⑥安和 ⑦寛和

⑧長和 ⑨康和 ⑩養和 ⑪正和 ⑫貞和 ⑬文和 ⑭永和

⑮元和 ⑯天和 ⑰明和 ⑱享和 ⑲昭和 ⑳令和

ちなみに、「ショウワ」は三回目(承和・正和・昭和)

 

〔Comment〕誰一人予想しなかった【令和】命名者はいまだ本人の明言はないが

中西進(関連発言は数多くある) 本日(令和三年一月五日)朝日新聞でも連載が開始、

天平時代(729~749)の日本でも疫病は大流行しました」と語っている。

「先進文明の知識を求めて荒波の彼方の唐や新羅に派遣された使節が疫病まで

持ち帰ったという説があります」「コロナの苦難から、人類が何を受け取れるのか考えるべきです)とも付け加えている。

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 『万葉集』の天平時代も中国から疫病が渡来 大流行したようですね。

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