みとよの戦世を伝える会

   戦後80年(昭和100年)を目指して

 ここで言う「みとよ」とは西讃即ち香川県西部「旧三豊郡」である。現在三豊市観音寺市に分かれているが、戦時中はどちらも三豊郡であった。戦時遺跡や遺族の実態を調査・伝承する場合も、その関連を忘れてはならない。

 三豊郡詫間海軍航空隊は詫間町、三豊郡観音寺海軍航空隊は柞田村・常磐村他、陸軍船舶航空隊は豊浜町暁部隊であった。郡内各町村には慰霊碑・戦没者墓碑が保存されている。その記録・体験記も残されている。その永久保存・伝承・慰霊も後人のつとめであるが、各町村によって温度差があるが、現在あるものは確実に遺すとと同時に、戦後80年(昭和100年)を区切りとして新時代(新令和)としなければならない。特に現存する戦争体験者の貴重な証言を書き残す必要がある。その使命感を持って頑張っている。

     みとよの戦世を伝える会