讃岐萩寺「地蔵院」

    香川県観音寺市大野原町萩原寺は、地蔵院と号し平城帝の大同二年の弘法大師の開創になる。山号の巨龜山とは雲辺寺山のことである。朱雀天皇の勅願談議所、 不動明王は大師ご自作で霊験古今に顕著である。. 後には細川勝元公の祈願所にもなった。. 寺号のとおり別名「萩寺」と呼ばれ、萩の名所として広く知られる。秋には、約2,000株といわれる赤や白の萩が咲き乱れて、参拝客の目を楽しませてくれる。. 萩まつりには茶席や琴の演奏、骨董市などが催さるが、昨今は自粛で閑散としている。

萩原寺