光射す彼方へ雄飛

荒波を越えて渡りし未知の国へ果たせぬはずのない夢に酔い

酔いに任せ若き日の夢捨てるなく描いて見せる大き帆柱

帆柱は歪んでいても風の向き合わせて進む天空の果て

天空の見えざる国に住む天女聖畏しすべては救済

救済というかけがえのない詞信じてひたに揺蕩う命

揺蕩う命そこから育つ万物のかけがいのない後光射し来る