2010-11-11 「哀し」より「愛し」 万葉集関連 #短歌 『万葉集』では「哀し」より「愛(かな)し」という愛惜の念で詠んでいる、と中西進先生は言われる。 大伴家持は、都の人より東国の人の歌にそれを感じて、万葉の歌を詠んだ。 我が恋はまさかもかなし草枕多胡の入野の奥もかなしも(巻14ー3403)