「哀し」より「愛し」

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 『万葉集』では「哀し」より「愛(かな)し」という愛惜の念で詠んでいる、と中西進先生は言われる。
 
 大伴家持は、都の人より東国の人の歌にそれを感じて、万葉の歌を詠んだ。
 
  我が恋はまさかもかなし草枕多胡の入野の奥もかなしも(巻14ー3403)
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