『源平盛衰記』に出ている琴造宮

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      源平屋島合戦の裏話 「義経の騙し」
 『源平盛衰記』(絵巻四十三)に出てくる「琴造宮」は、琴弾八幡宮(観音寺市)と思われる。
源氏の郎等である伊勢三郎義盛が、平家方の伝内(田口)左衛門と行き合うことになる。
義経の策略に従って伊勢義盛は、伝内の父が降参しているので、お前も降参せよという。これを真に受けた伝内は弓をはずし、兜を脱いで義盛に従う。十七騎の勢で三千騎余りを従えたことは、古今に例がない。
 このことに関して、琴弾八幡宮の門前には、かなり細部にわたる説明版が掲げられている。
また、参道の中ほどに源義経の勝利祈願の「木の鳥居」が今も保存されている。