2024-01-16から1日間の記事一覧
森のふくろう歌仙(3) 三吟 令和6年1月28日満尾 山澄んで博く轟け瀧登り 雅博 元日早々寝耳に地震 雅澄 年初めただただ願う平安を 光瀧 安部晴明悪霊払う 博 三ヶ日禍転じて福となす 澄 時が流れて孫成人に 瀧 寒波毎甘くなるなりカブの白 博 歌会始入選の怪 …
寂びさびと寒風に身をゆだねつつ飛んで消え去る憂えはあらず
「故里や臍の緒に泣く年の暮(芭蕉)」遠く小さきははそはの母(雅舟) 「臍が宿替えをする」おかしくてどうにもならない 「臍が縒れる」よじれてしまいそうになるばがばしいほど滑稽 「臍の緒切ってから」生まれてはじめて見たり聞いたり 「臍で茶を沸かす」可…
級友と和してゆけざる苦しさに教室の戸にしばしたたずむ 高二 野田澄夫 〔解説〕学級の雰囲気になじめず、登校拒否になる生徒は少なくない。この作者もクラスに溶け込めず、いつもぽつんと一人でいるのに相違ない。内向的な性格で仕方のないのかもしれないが…
共通テスト国語第4問 杜牧作「華清宮」七言絶句「長安回望繍成堆/山頂千門次第開/一騎紅塵妃子笑/無人知是茘枝」 「長恨歌」は大多数の高校生が教科書で習っている。楊貴妃に溺れた玄宗皇帝のことは当然知っている。この杜牧の詩は誰一人知らないはず。こ…
雲は芸術品 人の絵筆は及ばない 鳥が一番知っている
1月16日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)面映ゆき時あり人の世たのもしき 雅舟 【花】カニサボテン 【花言葉】恋の年頃 【短歌】カニサボテン触れようとして触れざりし少年は恋の年頃なりき 初めて見る花に興味はあるが触れる…