「故里や臍の緒に泣く年の暮(芭蕉)」遠く小さきははそはの母(雅舟)
「臍が宿替えをする」おかしくてどうにもならない
「臍が縒れる」よじれてしまいそうになるばがばしいほど滑稽
「臍の緒切ってから」生まれてはじめて見たり聞いたり
「臍で茶を沸かす」可笑と言ってて なぜにおかしい?
「臍を曲げる」つむじ曲がり「臍曲がり」繰り返し罵る言葉
「あんパンのへそ」真中の窪みはいかにも自己主張
「臍繰り」 隠し金 後からひょんなところから出てくる
「綜麻(へそ)」の原義=麻糸の房状束=今では見かけられない
「綜麻」の謂れが読売新聞本日一面コラム「編集手帳」で取り上げられる