山は暮れ野は黄昏の薄かな

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国木田独歩の「武蔵野」が国語の教科書(高校ではなく、中学校であったか?)に出ていて、なぜかひどく感銘を受けた。
 特に最後の方に蕪村の俳句が引用されていて、語り口が優しく、印象深くて、今なお思い出されて、切ない気持ちになる。
「…突然又た野に出る。君は其時、  山は暮れ野はたそがれの薄かな  の名句を思い出すだろう。