紹介作品

川柳名吟一部紹介

春の花句に救われる

小著文庫本10冊(私家版)

春の雪四句

ふらここ少女

春の鳥名句

赤い椿白い椿と落ちにけり

現代短歌の底深さ

親しめるこの鳥かわゆし

野鳥とは言へど親しみ限りなし 雅人

あの名作『大地の子』キーワード(中国語)

とめどなく流るる泪拭わずに読みし『大地の子』のキーワード 途中まで

島比呂志展

九州同人誌『火山地帯』に文学作品発表 香川県三豊郡出身作家 島比呂志・師滝口春男

五木寛之『親鸞』断片

朝日新聞連載『親鸞』(完結編)五木寛之著

RNCで『俳諧の風景』放送始まる。

西日本放送で剣持(本名野口)雅澄著『俳諧の風景』 本日より作品朗読放送始まる。 RNCラジオ番組 毎週月曜日 12時30分~45分 1月~4月 (16回)

新年の句

高杉晋作辞世の歌

好色五人女の顔

西鶴好色五人女の顔はこのようだった。

初冬の句

『歳時記』より紅葉例句

紅葉句の多様多彩に目移りす

山は暮れ野は黄昏の薄かな

国木田独歩の「武蔵野」が国語の教科書(高校ではなく、中学校であったか?)に出ていて、なぜかひどく感銘を受けた。 特に最後の方に蕪村の俳句が引用されていて、語り口が優しく、印象深くて、今なお思い出されて、切ない気持ちになる。 「…突然又た野に出る…

女の後ろ姿

前後矛盾・過失致死罪 豊浜文化会館前

本日発売拙著『讃岐西行物語』

馬追の髭

馬追虫の髭のそよろに来る秋はまなこを閉ぢて想ひ見るべし 長塚 節

現代名歌名句

列車にて遠く見ている向日葵は少年のふる帽子のごとし 寺山修司 ころがりしカンカン帽を追うごとくふるさとの道駈けて帰らん 寺山修司 摩天楼より新緑がパセリほど 鷹羽狩行 石崖に子ども七人腰かけて河豚をつり居り夕焼け小焼け 北原白秋 七夕竹惜命の文字…

季語の歴史を説いた『季語の誕生』(宮坂静生著・岩波新書)

宮坂静生著 『季語の誕生』評 数少ない季語の歴史を説いた意欲作。文学史を逆にたどると、俳句→俳諧→連歌→和歌となる。 更には、万葉時代のはるか先、縄文時代の土器の文様、古代人の宇宙観にも言及している。 季語が生まれるまでのカオス(混沌)をいみじく…

わがカヌーさみしからずや

わがカヌーさみしからずや幾たびも他人の夢を川ぎしとして

『芭蕉との対話』いかがですか。

【新書版・新刊の紹介】 芭蕉の全ての俳句に平成の凡人が、脇句を付けて短歌化したもの。 例えば 夏の月御油より出でて赤坂や(芭蕉)+五十三次最短の距離(雅舟) 夏の夜や崩れて明けし冷し物(芭蕉)+一期一会の膳所の雅会(雅舟) 夏山に足駄を拝む首途…

撰ばれてあることの恍惚と不安、我にあり。

雨後の花雫湛える暖かさ

雨後の花 雫湛える 暖かさ 雅舟 庭歩む春咲き人に語りかけ 雅舟

新年名句選

平成万葉歌仙二十七「グルメの旅に」の巻  両吟

平成万葉歌仙二十七「グルメの旅に」の巻(グルメづくし) 両吟 宣長 不遜(捌) 起首 2009/8/28(金) 満尾 2009//9/16(水) 本歌 醤酢(ひしほす)に蒜(ひる)搗き合(か)てて鯛願ふ我にな見せそ水葱(なぎ)の羹(あつもの) (長忌寸意吉麻呂・巻16ー3829) 発…