酒色(10首歌)

堅物のはずの男がいつやらか酒色に溺れ身を持ち崩せり

酒飲んでいいが酒には飲まれるなと融通利かぬ人も逝きたり

たかが女されど女よ魔女もあれ聖女もあれど子を産む天稟

酒飲めば必ず乱痴気嬲りものにせずにおかないお下劣男

品位なき酒飲み男世に多しほとんど全て男豹変

平常は人にセンセと呼ばせおきホントは男正体獣

強姦に近い男の習性を統御の術得よ生まれ変わったら

欲情を抑えきれずに本能のままに生き来て果てれば本望

誑かす才持つ女世に多しそれも悟らず愚かな男

さけおんなそしてをとこよおすめすよよはねばこのよさびしきものよ