【短歌】 何もかも承知している風情にてヤツデは白く丸い花もつ 鳥海昭子
「天狗のうちわ」ともいわれる大きな葉が印象的なヤツデには、
控えめな白い花が咲きます。花ことばは「分別」とあり、何も
かもわままえたような風情にも見えてきます。
【季語】 八手の花
【俳句】八つ手散る楽譜の音符散る如く 竹下しづの女
花八ツ手まぢかき星のよく光る 石橋 秀野
みづからの光をたのみ八ツ手咲く 飯田 龍太
「天狗のうちわ」ともいわれる大きな葉が印象的なヤツデには、
控えめな白い花が咲きます。花ことばは「分別」とあり、何も
かもわままえたような風情にも見えてきます。
【季語】 八手の花
【俳句】八つ手散る楽譜の音符散る如く 竹下しづの女
花八ツ手まぢかき星のよく光る 石橋 秀野
みづからの光をたのみ八ツ手咲く 飯田 龍太
【三行詩】天狗の羽団扇 鬼の手
寒気の中でも きりっと
八裂のものは 多くない
【万葉歌】 八千種に草木を植ゑて時ごとに咲かむ花をし見つつ偲はな
寒気の中でも きりっと
八裂のものは 多くない
【万葉歌】 八千種に草木を植ゑて時ごとに咲かむ花をし見つつ偲はな
ジーメンス(1816) 仲代達也(1932) なみみらんぼう(1944)
~今日も佳き日でありますように~
〔遅ればせながら〕
★昨日12月12日 誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます
(拙句)我が君を寿ぎ万両下向きに 雅舟
【花】マンリョウ(ヤブコウジ科) 【花言葉】寿ぎ
【短歌】実生なるマンリョウ赤く色づきて年の瀬の庭にぎやかになる 鳥海昭子
小鳥が運んできたのでしょうか、知らぬまに庭で育っていた
マンリョウの実が、赤く色づいて庭を明るくしてくれていま
した。年の瀬にふさわしいにぎやかさです。
【季語】万両
【俳句】座について庭の万両憑きにけり 阿波野青畝
万両のひそかに赤し大原陵 山口 青邨
万両にかゝる落葉の払はるゝ 高浜 年尾
【三行詩】葉陰に隠れた真紅の実
下向きに垂れ下がる実
野鳥に運ばれ君の庭に
【万葉歌】吾が恋ふる妹は逢はさず玉つ浦に衣片敷き独りかも寝む
(拙句)我が君を寿ぎ万両下向きに 雅舟
【花】マンリョウ(ヤブコウジ科) 【花言葉】寿ぎ
【短歌】実生なるマンリョウ赤く色づきて年の瀬の庭にぎやかになる 鳥海昭子
小鳥が運んできたのでしょうか、知らぬまに庭で育っていた
マンリョウの実が、赤く色づいて庭を明るくしてくれていま
した。年の瀬にふさわしいにぎやかさです。
【季語】万両
【俳句】座について庭の万両憑きにけり 阿波野青畝
万両のひそかに赤し大原陵 山口 青邨
万両にかゝる落葉の払はるゝ 高浜 年尾
【三行詩】葉陰に隠れた真紅の実
下向きに垂れ下がる実
野鳥に運ばれ君の庭に
【万葉歌】吾が恋ふる妹は逢はさず玉つ浦に衣片敷き独りかも寝む