2018-12-12から1日間の記事一覧

銭型砂絵「寛永通宝」

銭型「寛永通宝」砂絵

何を見て生きているのですか

空の雲はこんなに美しいのに あなたは何を見て暮らしているのですか

冬怒涛あなたはここにいないでいい

諦めているはずなのに冬怒涛 雅舟

滅びゆくものは美し

枯葉落葉滅びゆくもの美しく 古義軒 げに我は滅びゆくなる落葉かな 孤愁

まだ残れる楓紅葉

師走にもなれば諦め来てみれば山懐に温まれあり 雅子

ゲーラカイト

ゲーラカイト人吊られれればいかにせむ 雅舟 海風の強き有明海岸に今年初めてカイト見つけし 雅舟

帚草を神前に献げる

敦実さまより頂きし箒草をば神前に捧げる 歳末の琴弾神社の門前を浄めて平成末年迎える

光源氏の宿世

これだけですまない「宿世」やがてまた己が妻を寝取られまして

夕陽と心中したい。

平成を伐る 10首

平成を伐る 10首 平静を装って生き来たれども平成の世に激動はなかった 激動の昭和の半分30年何があったか平穏平凡平成 大正の二倍の平成30年何の時代か後世は困る ただ便利になっただけなる平成は精神怠慢心後退 私利私欲本質的に生き物は自己保全欲原罪…

ひょんなことで

ひょんなことで人生狂う物語 猫のいたずら源氏の悲劇

猫の鳴き声「ねうねう」聞きなし

意中の鳥人

意中の鳥とらえてみれば我が子なり乱倫の掟なき自然の中

起・承・転・結(12/12)

一筋の光明求めて又旅の支度するなり水茎の岡 今西行

朝鳥わたし

曇りのち晴れを信じて朝空を見渡す倖せ朝鳥わたし 雅人

「なので」考

「なので」はごく最近使われ出したのかと思いのほか、十年ほど前からすでに使われていた。 「な」は断定の助動詞「だ」の連体形なので、文中に使われのが普通。それを文頭に使い出した。 「だから」はすでに定着した一語の接続詞となって久しい。「だ+から…

12月12日花と花言葉・歌句

12月12日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)我が君を寿ぎ万両下向きに 雅舟 【花】マンリョウ(ヤブコウジ科) 【花言葉】寿ぎ 【短歌】実生なるマンリョウ赤く色づきて年の瀬の庭にぎやかになる 鳥海昭子 小鳥が運んできたの…