樋口一葉「絶望名言」

  樋口一葉の「絶望名言」   3/1 深夜便 聞きかじり

① 「これが一生か、一生がこれか、あゝいやだいやだ」 (にごりえ)

②身をさへあぬさまになさまほしけれど、我が身一つにはあらざれければ (日記)

 (自殺したい気持ちになったけれど、母妹のことを考えればそんなことはできない)   ③女の踏むべき道は難しく、さりとて男の道うかがい知るべきにあらず。(蓬生日記)

 (小学校首席、中退、女の子に学問は要らぬと母親)

④もう引くのが嫌になったのでございます。何が楽しみに梶棒を握って、何が望みに牛馬の真似をする(十三夜・車夫)

➄⋯⋯となりさへ声が届かざるごとし 

  (有名になったら、わっと寄ってくる、世の中はそんなもの)

  ○本当は 歌の道に進みたかった。小学校の時の歌にうかがえる。