○○通信 第3号

○○通信  第3号 令和4年3月18日 コロナ禍による静観

 現今世界の情勢は、混迷を加えている。コロナ禍が収束に向かっているとは言えず、突如第三次世界大戦の様相を思わせる不穏な状況が出来した。ロシア軍のクロアチア国に侵攻侵略、国連を中心に世界はこれを制止終結させようとしているが、楽観は許されない。

 第二次世界大戦の苦い体験を再び繰り返してはならない。恒久の平和を再確認しようと取り組んでいる最中、全く逆のかつての戦争という愚行が突然火花を散らし、先行き不透明な世界情勢にある。

 今、島国日本の小さな島四国の片隅でささやかな平和への祈願をしようと、人間の為す愚行戦争に何の影響もないであろう。しかし、多くの無辜の民が犠牲になった戦争の記憶と記録を想起し、あらためて恒久の平和を強く念じることは私たちの責務であり、使命であると固く信じるものである。

 ただ、短慮軽薄に「この子を残して」上映の行動に出るのではなく、まずはコロナ禍が好転するまでは、それを第一の生活目標として、本末軽重を間違えないよう、事態を静観、総合判断していきたい。