病の諺(10首歌)

 

膏も肓も内臓の深奥部とか薬鍼届かず【病膏肓に入る】

時時は医者に通っている方がいい【病上手に死に下手】

とかく重なり人の身に襲うもの【病と不運は付いて回る】

自らの弱点なかなか気づかない【病を知れば癒ゆるに近し】

うっかりとしゃべるは恐い【病は口より入り禍は口より出づ】

【病には勝たれぬ】ものよ信心で治るものなら深甚低頭

【病む目より見る目】が辛い付き添いの方がかえって辛いもの

【病の将に死せんとするや良医を為すべからず】以て瞑すべし

【病んで後初めて健康の価値を知る】万事何より体験大慈

【病者は良薬を服して癒え凡人は意見を受けて善人となる】