人生を幸福にするためには些事を愛さねばならぬ(芥川龍之介)
雲を見ているだけで幸せと思わなければ人生はつまらない
見てくれるはずもないのに野末には己が丈に合わせて花咲く
虫の声鳥の鳴き声聞いているだけで安らぐ全て忘れて
月見花見紅葉狩りには物質の利益なけれど心癒やさる
あの花は綺麗ねと言っても返答のない人などとは共にいられない
おあいそをしてくれるだけで十分です物いただくと気が重くなる
大方の人に見放されても必ず誰かが声かけてくれる
達観し女なんかはどうでもいいと悟らなけれが家庭はみじめ
偉そうに言う人なれどこけおどしかわいいところもあると許そう