観音寺市立大野原中学校校訓【和・介・健】の〘介〙=ひとりだち

 

和=なごやか 介=ひとりだち(✖なかだち) 健=すこやか

「介」だけが問題でしょう。 この「介」は常用漢字にありますが、「カイ」という音のみが許され、「はさむ」「たすける」「ひとり」と訓読みを使っていいわけではありません。ここの校訓では「ひとりだち」と定義しています。  
    現代「介護」「紹介」「介入」などと用例が多く、「なかだち」の意味で使っているのが普通です。そのような平俗・卑近な意味でこの校訓は制定されたでしょう    か。違いますね。「和」と「介」はセットになって、「和合調和」とともに「自主自立」が共に大切で間違いなく「付和雷同」を戒め、「孤立利己」を戒めているのです。◎『言志四録』の記事を以下に掲げます。この校訓の典拠はここにありそうです。
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