香川県三観地区★小中高の校訓4選

三豊市立上高瀬小学校(准校訓碑)

 弗為胡成 =為さ弗(ず)んば胡(なん)ぞ成らん  昭和56年建立

   自分がしようとしなければ、どうして成し遂げられようか。原文『書経

観音寺市大野原中学校(校訓碑)

※1 和・介・健 (なごやか・ひとりだち・すこやか) 平成3年建立

三豊市和光中学校(校訓碑) 

 われらみな人の世の光とならん 昭和31年建立

香川県立観音寺第一高等学校(校訓碑) 

 我らに燃ゆる希望あり/我らに高き矜恃あり/我らに重き使命あり 平成15年建立

  (本校の校歌一番、二番、三番の最終フレーズ)

観音寺第一高等学校の新築に伴い、旧校舎を解体 | アパマン ...

※1 和・介・健

「介」だけが問題でしょう。 この「介」は常用漢字にありますが、「カイ」という音のみが許され、「はさむ」「たすける」「ひとり」と訓読みを使っていいわけではありません。ここの校訓では「ひとりだち」と定義しています。  
    現代「介護」「紹介」「介入」などと用例が多く、「なかだち」の意味で使っているのが普通です。そのような平俗・卑近な意味でこの校訓は制定されたでしょう    か。違いますね。「和」と「介」はセットになって、「和合調和」とともに「自主自立」が共に大切で間違いなく「付和雷同」を戒め、「孤立利己」を戒めているのです。◎『言志四録』の記事を以下に掲げます。この校訓の典拠はここにありそうです。
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