「輝く」10 首歌

【輝く】を求めて生きる者にして闇というもの忌むべきものか

【煌めく】は氷の笑みかほの暗き蔭にあざなう思い出があり

八百うず潮に茜かがよう時がありさくらひとむら昼を【耀う】

【閃く】春ひらめく灯影【閃光】は詩人の心捉えて放さず

【赫奕と】射る夏の日やそしてまた君が瞳の「かくやく」として

星空は【煌びやか】君の手もきらびやかにして悪相容れぬ

【煌々と】照る上り坂どこまでも真白きものはみな美しき

凍りたる滴【燦燦と】月またさんさん降り注ぎたり

【燦爛と】耀くものに囚われて若き日は即飛び去ってゆく

華麗なる【きらら】【きららか】【きらびやか】一方雅美は【みやびやか】