2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
年暮れぬ笠きて草鞋はきながら 貞享元年 元日や思へば寂し秋の暮 天和4年
年越し大晦日の歌に「サヨナラ」の哀歌などない⋯紅白歌合戦× 年度末の卒業式に歌われる「蛍の光」に太刀打ちできる「別れ歌」はない。 小学唱歌 明治14年制定 作詞 稲垣千頴 一 蛍の光 窓の雪 書読む月日 重ねつつ 何時しか年も すぎの戸を 開けてぞ今朝は …
枯枝に烏のとまりたるや秋の暮れ 桃青 『東日記』延宝8年 枯枝に鴉のとまりけり歳の暮れ 雅舟 (戯作)翁句の結句変えて 枯枝に烏がとまって居るのを見れば誰でも芭蕉のこの句を思い浮かべるのは、凡人の常と常愚であろうが、あえてここに載せて歳末の翁への挨…
庵茅葺き替えの事もなく 枳や一期一会の一夜庵 侘びの径裏道枯葉踏みしめて フェンスには短冊増えて年の暮れ 裏白の風に舞う日や年の暮れ 宗鑑の苦虫顔や歳暮るる 宗鑑の幻庵や五百年 俳祖とは伝説の域師走風 一夜庵並びの岡の琴弾山 芭蕉の句碑建てて琴弾に…
12月31日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)幻想のあなたは若く美しく 雅舟 【花】 アオキ(ミズキ科) 【花言葉】 若く美しく 【短歌】 小雪舞う庭の青木の赤い実の瑞々として大晦日なり 年越しの準備中、ふと見れば庭に小雪…
愛憎 善悪 安危 難易 異同 因果 陰陽 大小 左右 晴雨 白黒 新古 新旧 君臣 澄濁 開閉 是非 貴賤 晴雨 犬猿 上下 加減 彼我 雅俗 海山 苦楽 緩急 兄弟 父母 新古 公私 寒暑 高低 強弱 広狭 軟厚 攻守 彼我 古今 今昔 夫婦 夫妻 乾坤 太細 出没 自他 虚実 取捨…
瀬戸内に育ちて海外に雄飛する夢のかなわずここに老いたり
これまでの早苗塚が芭蕉塚に拡大しました。質量ともに改善改良して、「二つ笠」にしていく構想があります。来年度のお楽しみです。
きつとある。
自己暗示 自分の観念を植え付け錯覚してしまう 自己紹介 自分の経歴思想趣味を知らせるが名を忘れがち 自己批判 自分の思想行動の誤りを認める 自己矛盾 ジレンマ 自分で気が付いたり付かない場合も 自己疎外 自分の分裂資本主義社会で別の自分に 自己欺瞞 …
12月30日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句)からんころん紅弁慶がやってくる 雅舟 【花】ベニベンケイ 【花言葉】幸福を告げる【短歌】花と葉と抱きつ抱かれるおもむきのカランコエ咲く今日のうれしさ ベニベンケイよりも「カランコエ…
自分をそんなに見縊らないで溌溂と空元気でもいい前向いて生きよう 他人から認められようとばかり思わないで何かいいこと少しでもして 公園でも道路でもいい塵落葉掃き清めたらそれだけでいい 自発的Volunteer何でもいいから外に出て役立つことは続けてみよ…
芭蕉は生涯985句の発句の中で「雪」の句は次の17句 063ありがたや雪をかをらす南谷 071いざ出でむ雪見にころぶ所まで 076いざ行かむ雪見にころぶ所まで 141馬をさへ眺むる雪の朝かな 381今朝の雪根深を園の枝折哉 599たふとさや雪降らぬ日も蓑と笠 600磨ぎな…
「どむみりと樗や雨の花曇」は芭蕉の発句。 「どっしり」「どっかり」「しんみり」は副詞として国語辞典に載っているが、「どむ(ん)みり」は『国語辞典』に見当たらない、なじみの薄い副詞である。芭蕉の造語とも言えよう。 栴檀の花が雨に濡れてどんより薄…
「どむみりと樗や雨の花曇」は芭蕉の発句。 「どっしり」「どっかり」「しんみり」は副詞として国語辞典に載っているが、「どむ(ん)みり」は『国語辞典』に見当たらい< なじみの薄い副詞である。芭蕉の造語とも言えよう。 栴檀の花が雨に濡れてどんより薄雲…
どんみりと樗や雨の花ごもり 芭蕉 まず、この句が芭蕉の句であることを知っている人はあるまい。ほとんど(全く)知られていない句である。樗(おうち)=センダン(栴檀)であることも一般にはなじみがない。知る人ぞ知るである。琴弾八幡宮一の鳥居横に巨木とな…
懐かしい順番に想い出歌 ①孫にとってはお祖母ちゃん魔法使いのお祖母ちゃん死んだ歳より越えたよ僕は ②戦争未亡人の母よ三人の子を育ててすぐにそそくさと逝ったね父の元へ ③担任の女先生と結婚した仏大統領のようにはいかなかったK先生 ④longbeach水色のswe…
日月の前に語る言葉を失い過去も未来もなく身を任せるのみ
12月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 人去りて蝋梅の香に立ち尽くす 雅舟 【花】蝋梅 【花言葉】 慈愛心 思いやり 【短歌】 ロウバイの甘く香れる玄関に御用納めの夕靴ぬぐ ロウバイにはウメに似たいい香りがあります…
90年前に宮中歌会始めに入選したの高瀬出身石井朝太郎先生、そして90年後高瀬出身岩倉由枝さん(和菓子屋の「和」で入選)今回三度目はまた「90年後でないと高瀬からは入選者はないでしょう」と面白くお祝いを言ったところ、大拍手でした。今年の御題は「夢」…
落とし物忘れ物したと半日を探し回って見つかった嬉しさ 身に付けて離すまいとはしていてもどこにも見当たらぬ狼狽甚だ 掛け替えのない命以外は恐れるにたりぬたかがスマホくらいで 何しても手に付かない忘れ物落とし物だと早合点して 加齢による物忘れどこ…
12月27日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 難転を含む南天めでたけれ 雅舟 【花】ナンテン 【花言葉】福をなす よき家庭【短歌】化粧塩きりりと鯛はナンテンの葉にのせられて万事よろしき 赤い小さい実が縁起物として使われるナ…
水上特攻学徒出陣南溟に散華せし250柱ここに祀れる 碑文 留魂像建立記陸軍船舶幹部候補生隊ハ昭和十九年四月ヨリ終戦ニイタルマデ豊浜ニ駐屯セリ船舶兵ハ第一線ニオケル海洋機動力ノ主体トシテ挺身難ニ赴キ全軍ノ人柱トナルベキ使命アリ 隊員ハ深ク之ヲ肝ニ…
蓬莱に聞かばや伊勢の初便り 芭蕉 この句碑を先ほど新設して来ました。早苗塚のある琴弾八幡宮石の鳥居横です。初詣のために祝い句碑私設しました。 更に、夕方にはもう一句宗鑑を弁護した句碑を追加しました。 有難き姿拝まんかきつばた 芭蕉 早苗塚前に明…