2024-01-19 高瀬90年前の入選歌と比較 昭和8年 動くとも見えず白帆の連なりて【朝】静かなり瀬戸の内海 石井朝太郎 令和6年 和菓子屋をなりはひとして五十年寒紅梅に蕊をさす【朝】 岩倉由枝 どちらも【朝】の歌。前者は「朝海」を題にした女学校校長の歌。後者は「和」を題にして和菓子屋を長年生業にした主婦の慰安とくつろぎの歌。 夭折の級友帰らず 幸運の女は歌会始に列す 元担任