能登地震の「り災」証明もおかしい。

「罹災」の「罹」は常用漢字にないので書けない。「罹災者」「罹災地」の「罹」=音は「ㇼ」、訓は「かかる」被る意 NHK報道で「り災」と表記される。

  公用語常用漢字を守るので、漢字ひらがな交じり文、漢字語に「漢字+かな」「かな+漢字」も許容するが、この国語政策に疑念を持ち続けている。

 今夜、ブラタモリで奈良・正倉院文化財で「稀有」(上にルビ読み仮名ケウ)これでいい。普通は「まれ=稀→希」と代用漢字にしているが、やはり「稀有」にルビがいい。苦肉の策だが、「け有」はいけないし、「希有」も首を傾げざるを得ない。

 3月3日の朝日新聞天声人語」では「払拭」にルビ「ふっしょく」が振られている。