秋の七草「朝顔」はキキョウのこと

 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
  万葉集朝顔は、現在のキキョウのことと思われる。
 
   朝杲 朝露負 咲雖云 暮陰社 咲益家礼  (巻10ー2104)
 

 朝顔は 朝露負ひて 咲くといへど 夕影にこそ 咲きまさりけれ

  夕方の方が生きいきと咲くと言うのだから、
   今しがた我が庭の桔梗の花も
    生きいきと鮮やかに色艶を増している。
            これ即ち、万葉の夕影に色冴える「朝顔」なり。