今朝開くうた「朝露の歌」

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     松の葉に置く朝露のすがすがしければ、子規の歌を思い出したり
 
  松の葉の葉毎に結ぶ白露の置きてはこぼれこぼれては置く    正岡子規
 
 
 
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こぼれ散りし恋のごとくにいくひらの薔薇の花びら露帯びて落つ  剣持雅澄
 
 
 
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幼くて逝き去りし子のごとき背を見せてこの子も振り向かず居る   剣持雅澄