2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

樹木乱伐の愚かさ(十首歌)

樹木伐採の愚かさ(十首歌) さっぱりとしてよかったと木を伐って愚かな今の日本人悲し 大方の社寺の境内落葉掃くことの節約木の枝伐って 社の樹伐れば寺も負けずに樹を伐る連鎖 丸坊主それより酷く枝下し落葉掃くこと楽している今 神宿る鎮守の森も餓鬼のご…

手玉に取られる(十首歌)

手玉に取られる(十首歌) てんてんてんまりてんてまり古来男は女の手玉 自分では真剣にトライしていても相手がうわ手さらり交わさる その多くは男の方ですしたたかな女の方が手玉に取ってる 男とはかわいいものです単純です裏の裏まで読めないのです 自然と…

本来の蝋梅が好き

本来の路路路路路路路路路路路路路路路路路路路路路路路路路路路路ロウバイ

死に損なった者よ(十首歌)

死に損なった者よ(十首歌) 特攻死遂げざる兵士身の置き場なきしと伝ふ戦後は遠し 國のため世のため捧げし若き命まだ中空に彷徨ふ故郷 明治期の尊王攘夷日の本の大和魂未だ消え去らず 身の周り戦に命奪はれし碑あるを気に留めぬ令和 終末期日本兵士は総特攻…

川辺のアシススキ

急ぐ径なれど川辺の葦薄見惚れて居たり雅人となりて

血肉愛超えた慰霊を

血肉愛超えた慰霊を(十首歌) なぜか今朝三十分で十首歌即吟します笑い給うな 父祖偲ぶ慰霊を超えて他者なりと慰霊の心大切にせむ 我が父の我が祖父の墓碑ならずとも戦没者墓碑すべて拝まむ 血縁の薄れ祖父から始まるかも忘れ果てずにたまには墓参 遺族とは…

心が晴れる顔

心が晴れる顔(十首歌) 生まれつきそれは仕様がないながらいつも心の晴れる顔して 浮かぬ顔されればこちらが曇ります精一杯のほほ笑み忘れず 運命のあなたの面て見て居ればただそれだけで倖せなのです 四五十の顔は己の作りなしその責任を知るや知らずや し…

黄昏れ時の延喜式高屋神社

天空の鳥居が山頂に見えますか? 稲積山(私の言う三豊富士) 瀬戸内海に沈む夕陽 九十九山(つくも山) うそついたらハリセンボンのます 今は亡きあなたと小指をからませたことがありました。

甦る心の花

甦る心の花や冬うらら 雅舟

青空紅梅、それでも憂愁。

この花の下にてあなた撮りたいのに撮らせてくれない運命の人

墓地調査隊

西讃墓地調査隊 戦没者の死没年月日・享年・場所の確認 調査地域 観音寺市+三豊市の一般墓地・軍人墓地

西讃戦跡碑保存会

西讃遺族会 軍人墓碑調査班 平成末年令和元年発足

西讃文学碑戦没者調査研究会

西讃文学碑戦没者調査研究会 昭和平成令和歴年継続中 主宰 剣持雅澄(みとよ万葉の会) (香川県旧三豊郡)

二枚の絵から(十首歌)

光太郎が愛した智恵子をまづ想ふ千鳥と遊ぶその清き浜 マッチする束の間のイメージ身を捨てるほどもなき寺山の絶唱 深夜便今放送中マッチする炎の中の二人の陰影 潮引けば若者たちの集ふ浜父母ヶ浜に店出す女 小豆島長浜の悲歌友どちの嫉妬にあって炎上した…

 宗長親王が讃岐に流された時の歌

香川県三豊市詫間町に流された時の歌 元弘の乱に破れた後醍醐天皇第五皇子宗長親王配所跡。田井の旧居跡にある歌碑(上)と浪打八幡神社にある歌碑(下)

1月28日誕生日の花と花言葉・歌句

1月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)そのうちに実となる花のうれしけれ 雅舟 1月28日【花】 エンドウ(マメ科)【花言葉】未来の喜び【短歌】 追伸のうれしさに似てエンドウの新しい花今朝も咲きたり 鳥海昭子 一つ…

咲き残るコスモス一輪に二輪かな

枯葦や雨宿りする蔭もなく 雅舟 冬枯れの墓地に秋桜(コスモス)咲き残り 雅舟

知る人知らない人共に慰霊す冬嵐の中

沖縄まで夫の慰霊に行きし人 今も元気で生きていますや 初めての出遇ひの戦死者墓碑にして氷雨に濡れて奥津城に佇つ 雅澄

今夕 冬の嵐、そのさ中の花鳥たち

嵐に向かい 前に進めない かもめたちを いとしく思いました 風速三十メートル 冬の嵐のその中に コスモスけなげに咲いてました

染川(財田川の佳名)霊園にて

キリスト教『聖書』に↓ 香川県立高瀬高校の校訓も「信・望・愛」決して偶然ではありませぬ。 姓氏【笑子=えびす】家の墓碑です。

令和に生きる昭和人のあなたへ

令和の世最も虚しき営みの昭和の慰霊捨て去りますか? 殉国の若者百万その一部なりともあなたと巡る旅せむ 靖国の是非を論ずること止めて戦没の碑をあなたと巡らむ 肉親の慰霊を超えて全人の犠牲者弔う営み続けむ ぼんやりとはたまた齷齪働くを止めて草葉の…

祖父が戦死したあなたへ(十首歌)

知らぬ祖父戦死したこと知っていて墓地にお参りしないのですか 戦争の体験なくても戦死した祖父がいるならたまには墓参を それさえもしないと言うなら私が代りにお参りしてあげますよ 私は父が戦死をしていますほのかな思い出たぐり寄せてます 子が孫に移れ…

伊能忠敬の水先案内人

伊能忠敬一行が四国瀬戸内沿岸測量の時、船で水先案内した人を新たに発見。 観音寺浦の漁師網元の坂井家であることが分かった。 文化5年(1808)9月12日に宿泊したのは横山治右衛門の家である。 財田川川尻観音寺裁判所辺

穭田や俳句少年今いづこ

小学時代に10000句の俳句を作った少年、杳としてその後行方知られず

伊能忠敬の測量した観音寺浦

210年前 文化五年 伊能忠敬の全国海岸線測量の折、停泊した観音寺浦(香川県)

群雀焉んぞ鴻鵠の志を知らんや

「群雀焉んぞ鴻鵠の志を知らんや」 川端の林に群雀を見て思い起こした一句

あなた探すため

鵜の目鷹の目 右顧左眄するのはあなた探すため 雅舟

新春歌句

欲得なく生きる歌(10首)

マイペース乱されることたまにあれどゴーイングマイウェーそれが生き甲斐 欲得なく貧乏暮ししかできない肩肘張らず永遠の今を いつの間にか他人はどこかへ消えてゆき運命の人とひそやかに生く 飢えなければそれでいいです魂のすずやかにして市井に生きる 美…

霊魂を信じますか。

どこのだれということなしに逝きし人の霊魂に供華あなたと私 一心同体です どこへ行くのもあなたといっしょ