紅葉・黄葉・楓

 

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万葉集』で「もみぢ」は、ほとんど「黄葉」で「紅葉」は極めて少ない。

大和の国飛鳥奈良の「もみじ」は、関東・東北地方の赤く染まる紅葉と違い、

黄色の黄葉の方が実感に合っていたのかもしれない。「蛙手」が語源の「楓かへで」黄葉と一般の葉の黄変とは明確に使い分けられていない。