多度津文学散歩

みとよ万葉の会 多度津文学碑廻り   3月22日(火) 

芭蕉句碑 海岸寺境内

 『野ざらし紀行』大津に出る道

 ● 山路来てなにやらゆかし菫草 はせを

 (裏面)雉子鳴くや笠に音ある散松葉 松琴② 

2  村尾公羽句碑 海岸寺境内

  俳誌『紫苑』の初代主宰者『ホトトギス』同人

  「遍路」の名句が多い。

 ●香煙に絶ゆることある遍路かな 公羽

 3  坂西博和坊句碑 摩尼院境内

  ●世は仮りの屋どりや年を松の下 博和坊

 4  塩田月史句碑 薬師寺境内

 『紫苑』三代目主宰者 観一国語科教師

  ● み仏と八十五年梅白し 月史

  5 香川百拙句碑 蓮忍寺境内

  師祖上人 謝徳

   ● 枕石の法話に更て一時雨 百拙

   6 香川進歌碑 桃陵公園内

  宮中歌会始選者  詫間に歌碑二基

  ●桜の桜の花散散るとしもなく春深くふるさとの山は静かなるかな

  7 石井朝太郎歌碑 桃陵公園内

        同一歌碑県内に五基

       ●勅題 朝海 動くとも見えぬ白帆の連りて朝静かなり瀬戸の内海 朝太郎