2023-08-13 俳諧連歌『犬筑波集』より 「夏の部」の附合の例に次のようなものもある。自由奔放、卑俗卑猥な言葉も飛び出す。 瓜をも冷やす猿沢の池 青丹よし奈良の酒飲みて涼む日は いかほの沼の水をこそのめ 夏の日はゆくゆく汗をかきつばた 「恋の部」にも 我よりもせいか若衆こひ侘びて 大木に蝉のねをのみぞ鳴く 日本最古の俳跡「一夜庵」 最古の俳諧連歌師宗鑑の終焉の地