我舟川柳10句

いつの間に我点鬼簿の末席に

俳諧も俳句も分からず川柳へ

知ったふりきらいなはずの理屈山

気障な人かき消す箒なかりけり

ラジオだけでいい人しゃしゃり出る人も

急患でピーポーはもう引き返せず

飲むときも角ばった顔変わらない

いつ飲むの杜氏蔵人酌み交わす

艶出して後に引けない君子殿

支援世に紫煙堂々くゆらせず