禍福はあざなえる縄の如く交互に来るものか
運不運どちらかに偏るものにして人によっては不運児がある
憑いていていつも助けてくれるあり感謝をしたい憑いている人
正不正定かにできずずるずると引っ張り込まれる魔のさす時あり
良不良なぜか不思議に良ばかり気をよくしてもその因分からず
全不全気をよくしては緩むあり全きものは神のなすわざ
急不急緩急などはお手のものそんな妙技ができるものかは
長短は誰が決めるものではない昨日の長は今日の短となる
圧迫と弛緩をうまく使いこなすことができるか慌てふためき
即断は禁物にして緩やかに自然不自然どちら現実
虚実とは皮膜にありて操作する神業にただ任さねばならぬ