『二十四の瞳』の「小豆島弁」

「女学校出え出えのたまごじゃいいよったぞ」

「いも女にきまっとるがな」

「かけがいのないむすめですさかい、二度とふたたびそんな性わるの⋯」

「ほたっよしよしばっかりいうんじゃもん」

「先生、あのうどん屋と、一家(いっけ、親類)かな?」

「死んで花実がくものか⋯⋯」

「先生、五人の男子のうち三人も戦死なんて、あるでしょか」