新造語「親人」の提唱

「しんじん」の同音異義語普通の国語辞典には次のような三例=神人・真人・新人」だけである。即ち「親しい人=親人(しんじん)」はない。時折使う「親人(おやびと)」があるかと言うと、それも辞書には登録されていない。ないのと同じである。

「神人=神と人。神のように気高い人。神通力を得た人」「真人=真実を悟った人。仏や人の別称」「新人=その分野に新しく進出してきた人。新顔。現代人に進化した人類。ホモサピエンス

「親友」はあるが、「親(しい)人」のないのはなぜか。なぜないか言うと、あれば「新人または親人」と混線するから初めからなかったのだろうか、途中で滅んだのか。「親しい人」の単語「親人」がない説明を私にしてくれる人の意見を聞きたい。

「親しくしている人」を一単語で何と言うのだろう?「それは親友だよ」と言われても、友達(Friend)でなく、一般の人(Person)なのである。老若男女の区別なく親しい人、真正に【親しい人】=純正に【親人】なる人の言い方である。

 その人と親しくしているが、なんで親友などと言えるか。【親しくしている人】であって、関係性に触れない言い方である。上下・縦横に関係なく親しく仲良くしている人=【親しい人=親人】?「同志=志を同じくする人」「仲間」「仲良し」では軽い。