はちす葉の露

   はちすの露をみてよめる

 はちす葉の濁りに染まぬ心もて なにかは露を玉とあざむく
                               (『古今集』165)     僧正遍照
 
 (参考歌)
ひさかたの雨も降らぬか蓮葉に溜まれる水の玉に似たる見む (『万葉集』巻16)
 
 
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