さぬき市には120基以上の文学碑がある。
そのうち、種田山頭火の句碑が67基、平成10年前後に多く建立されている。
所在地としては集中的に2ヵ所にかたまっている。
竹屋敷…24基(山頭火20、斗志男3、碧梧桐1)
【俳諧の寺・宗林寺(香川県さぬき市長尾町)の句碑群】
句碑・歌碑など文学碑はよく見かける。顕彰碑よりよほどいい。通りすがりに読んで、すぐ意味が分かり、感動できるものならばなおいい。一基でいい。多くて三基までだ。ところが、俳諧寺・宗林寺には文学碑を、なんと五十基も建てている。狭い境内に溢れ出るように林立されている。誤解を招かぬために言っておくと、それぞれが個性溢れる句碑・歌碑のいわば〈総合展示場〉で、凄いと言いたいのである。居ながらにしてこれだけの文学碑が一堂に会して見られるのだ。ありがたいと思わねばならない。句碑の乱立、句碑のデパートなどと、けなすべきではなかろう。ただ、この句がいつどこで作られたものかの説明がないと、ここですべて作られたものと錯覚するではないか。厳しく言えば、建てただけならば、功罪が相半ばするように思われてならない。
この地も訪れたことのある山頭火の句碑が一番多く、21基ある。
句碑・歌碑など文学碑はよく見かける。顕彰碑よりよほどいい。通りすがりに読んで、すぐ意味が分かり、感動できるものならばなおいい。一基でいい。多くて三基までだ。ところが、俳諧寺・宗林寺には文学碑を、なんと五十基も建てている。狭い境内に溢れ出るように林立されている。誤解を招かぬために言っておくと、それぞれが個性溢れる句碑・歌碑のいわば〈総合展示場〉で、凄いと言いたいのである。居ながらにしてこれだけの文学碑が一堂に会して見られるのだ。ありがたいと思わねばならない。句碑の乱立、句碑のデパートなどと、けなすべきではなかろう。ただ、この句がいつどこで作られたものかの説明がないと、ここですべて作られたものと錯覚するではないか。厳しく言えば、建てただけならば、功罪が相半ばするように思われてならない。
この地も訪れたことのある山頭火の句碑が一番多く、21基ある。