2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
心に太陽を持て ツエーザル フライシュレン 山本有三訳 心に太陽を持て。 ふぶきが こようと、 天には黒雲、 地には争いが絶えなかろうと、 いつも、心に太陽を持て。 軽く、ほがらかに。 自分のつとめ、 自分のくらしに、 よしや苦労が絶えなかろうと、 い…
寺田寅彦は明治31年に夏目漱石に入門し、三年間熱心な作句期間であった.漱石が教師をしていた熊本第五高等学校時代である。 明月に琴弾の祠に詣でけり 原句 琴弾の祠の上や今日の月 添削句 四十未だ家をなさゞる歳の暮 原句 四十にして未だ家をなさず歳の暮…
田園都市構想の発想「白百合の総理」瀬戸内沿岸 豊浜墓地公園に眠る (秋彼岸参拝)
これが分からなければ、何をかいわんや。
9月20日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 藪蘭は歳時記にない我慢しな 雅舟 【花】 ヤブラン(ユリ科) 【花言葉】 忍耐 【短歌】 何かしら忍んで耐えて生きましたヤブランの花咲いております 秋になって気温が下がってくる…
台風14号は瀬戸内海をかすめるように過ぎ去った9月20日朝 観音寺有明浜 ようやく秋の気配が立ちこめて
失恋があって得恋造られてこのぎこちない語を使うのは稀 失言は後に尾を引く厄介もの失笑がいい巧まぬユーモア 失念という便利なる遁れもの全て忘れてしまいましたと 失敗とだけではすまされぬ失政の責任重し致命傷負う 失望は絶望ほどでなけれども取り返す…
船坂山や杉坂と/恩と慕いて院の庄/微衷をいかで聞えんと/桜の幹に十字の詩⋯⋯/「十字の詩」の歌や「桜の円舞曲」、「村のかじ屋」や「八十八夜」など。歌われることの意味は小学生にもよく分った。私は※「天勾践を空しゅうすること勿れ」という一節が好き…
9月19日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)触れたらば消え入りそうなをみなへし 雅舟 【花】オミナエシ(オミナエシ科) 【花言葉】はかない恋 親切【短歌】儚くて深い思いの女郎花花の黄色の揺れ止まぬなり 鳥海昭子 秋の七草…
讃岐野の 野分の雲と蜘蛛 対峙 薄紅に染まりたる朝 雅人
台風の予兆ある朝予讃線アンパン列車疾走して消ゆ
小豆嶋紀行(抄) 松山玖也 寛文七年(1667)作 明れは九日、土庄と云處に神事なり。相撲なと見んとて行。發句は、 穂にほ咲て無く富草や此との庄 暮れは淵崎と云所に行。夜會の茶の湯あり。あるし情たつ人にて、一折と催されて重陽の祝はかりを申侍ける。 いく…
雨ニモマケズ 宮沢賢治 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 欲ㇵナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル アラユルコトオ ジブンオカンジョウニ入レズ二 ヨクミキキシテワカリ ソシテワスレズ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモせセズ クニモサレズ サウ…
「人口」Mouse人間の飲食取入れ先で人の数 「辛口」「甘口」誰の口に合う合うないの味覚色々 「別口」」「飲める口」そんな傾向おおまか類型 「非常口」「改札口」必要上に狭めた所 「出口」「入口」「出入口」同じ所も違う所も 「勤め口」「嫁入口」は「~…
嵐の前の野末に逢ひて
【出不精】は今時勧められている閉じ籠りなどそれも許され 【出任せ】の応答をすることに慣れ大事な人に愛想つかさる 【出歩く】は三日にあげず本当に困ったものです内の亭主は 【出稼ぎ】と言われて貧農生まれには地主裕福無縁の輩 【出払う】て係の者はお…
9月18日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)現の証拠たちまち薬効現れる 雅舟 【花】 ゲンノショウコ(フウロソウ科) 【花言葉】 心の強さ【短歌】 兵隊の薬にするとゲンノショウコ摘む宿題があったのでした 戦時中、「兵隊さ…
雅歌仙⑨「ナスキュウリ」の巻 雅澄 雅博 両吟 令和4年9月17日満尾 1 ナスキュウリ昨日今日またナスキュウリ 雅博 2 芋南瓜が主食の戦中 雅澄 3 カレンダー思い出しては朝めくり 博 4 風の音にて秋立つを知る 澄 5 彼岸花向こうに見えるパラダイス 博 6 木の…
【消息】は生死のことか行き先のことか知らねどその後の様子 【消滅】は自然なるものだけでなく外力によることもあるはず 【消失】の範囲を見るのも悲しかり被害の範囲手に取るごとく 【消化】とはこなすこととは言いながら自力でどこまでできることやら 【…
【善悪】の判断不能なる大人小人の時より変わり難くて 【開閉】の要領知らず生き続けそれでも暮らしの知恵者と言えるか 【賢愚】の賢のみ追い求め愚者の知恵知らず生けると言うか 【美醜】など町中に目障りなるものあり粗大ごみにて厄介千万 【苦楽】共にせ…
くっきりと己が命を咲かす秋 雅人
9月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 月草のうつろひやすくなつかしく 雅舟 【花】ツユクサ(ツユクサ科) 【花言葉】尊敬 懐かしい関係【短歌】 つつがなき幼馴染と会えた日の午後の露草すなおにしぼむ 夏から秋にかけ…
二十年に一度の茅葺屋根の葺き替えが来年予定されています。姉妹都市の滋賀県草津市の協力を得て、琵琶湖沿岸に生えている葦が利用できれば、何よりのことです。
歌仙「讃州観音寺」 備中出身除風撰『番橙集』宝永元年(1704)刊 我は唯いたゝきたいそ蓮の花 一砂 浅黄はいつれさめぬ帷子 鉄砂 提重のこんにやくはかり残されて 幽軒 月も出かゝる馬部屋の窓 梅樹 蚊やり火に衝立廻す盆嵐 吟山 野火辿る鶏頭のへり 除風 し…
雲辺寺 今朝は映らず 秋波紋 雅舟 波紋のみ
日溜りや人より先に曼殊沙華 雅人 彼岸前 逸早く咲く 彼岸花 雅人
青蛙 木槿(ムクゲ)褥(しとね)に 朝迎える 雅舟
9月16日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 秋草を結びしあなた今いづこ 雅舟 【花】アキノタムラソウ(シソ科) 【花言葉】自然のままのあなたが好き 【短歌】仕事着のあなたが素敵なのでしたアキノタムラソウ咲けば想わる 青…