世の穢れ濁りを離脱せんとして桎梏解けずされど諦めず

崇拝の【崇】はあがめる 【祟】られたなど迷信は信じるまい 【己】はしたにおのれつちのと【巳】はみなり【已】はなかばにてすでにやむのみ 興奮して争奪戦を見る【奮】う【奪】うもついうっかりミス 遺族を派遣する【遺】る【遣る】など間違うことは稀なる …

⒑月14 日の太陽 夕方午後5時30分 香川県観音寺市大野原町花稲 ⒑月14 日 (旧暦9 月19 日)の月 午後23時 観音寺市柞田町

冷静に判断すると褒めたとてあの冷淡さ辛抱しかねる 倹約な人とは言えど貪欲でけちんぼとみる心の底で 勇気ある男と肩持つ人あれど蛮勇奮う感遁れ得ず 親切も度が過ぎる時なかなかに有難迷惑口には出せず 丁寧さ素直に喜べない時がある慇懃無礼魂胆有ありて …

十月十四日 拱手傍観 重大な事態の前で何もせず手をこまねいて見ているやいかに 十月十五日 虚虚実実 うそとまことうまく取り混ぜ策略を使って戦う駆け引き上手 十月十六日 虚実皮膜 芸術は事実と虚構の微妙な境近松さまの言い始めた論 十月十七日 漁夫之利 …

日本一瀬戸の夕日を独り占め 対岸は尾道方面の島々か、水平線は瀬戸内海では見られない。ここは燧灘、瀬戸の真中

田起こしに付いてくるなり 鷺たちはトラクターに人居るを知らず

有明月 海鵜が平和を宣言す 戦う勿れ 人間どもよ

縦の長さ100メートルの畝に手作業でレタスの苗を植える

小豆島は二つの顔を持っている。オリーブに象徴される平和で明るい観光の顔と、連翹で象徴される古里の魂とも言うべき純朴の顔である。私はこの島の素顔、島裏の風景を殊更愛し、三年間若き日を送った。至福の青春期であったと思う。私の絵画・文芸・詩歌の…

逸早く金木犀の咲き初めど芒パンパスつゆ匂ひなし 雅

【是非】とは〈良悪〉にかかわらずという意味を忘れて使う 【細大】漏らさずとは何かおかしい〈太・細〉〈大・小〉の混線 【都鄙】などと使う人などあるまいに都と田舎一緒にならぬ 【尊卑】家系を堂々と言えば今時吊し上げに会う 【天地】無用とは何事だ〈…

１０月１３日 誕生日の全国３５万人の皆さん、おめでとうございます （拙句）あの頃の乙女サルビア今如何に 雅舟 【花】サルビア 【花言葉】燃える思い 知恵【短歌】サルビアの蜜吸いに来る少年の甲高い声「コノ花アマイよ」 「この花甘いよ」ー少年の甲高い…

自分には大学教授のような研究論文があるわけでなく、万葉関連エッセイが数十編ある程度のささやかな雑学者趣味人に過ぎない。私のひそかなホームグランドは「随筆無帽」を毎月発行する無帽の会である。ここにこれまで、万葉集に関するエッセイを二十年継続…

時を越え所を越えて太陽は沈んではまた昇り出る哉

今日の誕生花「秀明菊」貴船菊とも。 花言葉「忍耐」なぜか分からない。 観音のたたずまいに似て貴船菊 雅舟

落ち葉する一瞬を撮る願いあり 永年の念願果たす今朝がた

【苦力】はcoolieの音訳とは恐れ入った 肉体労働提供の人 【苦役】とは辛い労働科せられて懲役刑罰身から出た錆 【苦行】とは仏法修行するための断食などの苦しい修行 【苦肉】の策自分の体苦しめてまでして相手を欺き騙す 【苦渋】の選択は困りもの自他を困…

香川県観音寺市大野原町の萩原寺は、地蔵院と号し平城帝の大同二年の弘法大師の開創になる。山号の巨龜山とは雲辺寺山のことである。朱雀天皇の勅願談議所、 不動明王は大師ご自作で霊験古今に顕著である。. 後には細川勝元公の祈願所にもなった。. 寺号のと…

蓮花寺裏の句碑 観音寺市高屋町七宝山麓 明けれども 初箒釜 佛間より はちす(俳号) 昭和五十八年十一月吉日 壽松山主 松波恵津(本名) 〇寿記念 〇は何か？ 友人より【傘】と教えられて納得しました。 齢八十の賀にこの句碑を建てたのでしたか。 この僧尼は、…

昨夜は長月(後の月)の満月が皓々と冴えていました。 今朝、旧暦九月十五夜の残月を西空に置いて アンパン列車が下っていく。 そして、旭日が昇り始める(陽暦)十月十一日の朝雲の形と彩りが妙。 まんまるの太陽を撮る難しさ 逆光なれば〇が崩れる。

柞田川河口の向こうに阪大微研のスマートな建物が見える風景 一般財団法人 阪大微生物病研究会 BIKENは微生物病等の予防、治療に関する研究・調査およびワクチン等の供給、また、その学術研究の助成、奨励を行っています。 三豊干拓からの遠景もまた美しくて…

ルール守るは当たり前 その上Mannerに従うは更に大切 chewing gum噛みながらPlayする選手 どんな感覚持っているのか 髭生やすことも平気というよりは 元気の現れというのかしらん やった と吠える態度などいかがなものかと疑われます 負けた側から見れば不快…

無心になることの大切望外の幸僥倖はそのとき現る もっけの幸棚牡丹頂くこともあり最後の最後まで諦めならず 心から尽くしたはずの妻なるに夫に隠し子あることを知る 予想どおり奇跡は起こらぬ上位陣崩せぬままに予選敗退 つまずけば先ず精神の立て直し気持…

実利的三豊干拓周辺の地畔に癒し求めて廻る 雅舟 ひとときを世俗離れて池の畔 芭蕉の侘び寂び あやかってみる 雅舟

⒑／10 朝から恋い鳴くはぐれ鳥 独りに徹して他を求むるな 雅舟

冷泉家時雨亭叢書第12巻『隠岐本 新古今和歌集』写本 心なき身にもあはれはしられけり※鴫立つ沢の秋の夕暮 西行『新古今和歌集』秋の歌 有名な「三夕の歌」の一首で、他に次の二首がある。 さびしさはその色としもなかりけりまき立つ山の秋の夕暮 寂連 見渡…

鳥威し鳥嚇されることはなし平和の構図一つの遊び 世界のどこかに戦いはあれど 日本の国土は令和花鳥