千里の馬10首
千里の馬恒にあれども伯楽は恒にはあらぬ不満の種あり
駿馬の才見抜いてもらえず駄馬扱いされるは人の間にもある
みんなとは違う意見を出す人を奇異とみなさるは情けないこと
大方の人間は皆エゴイスト他人に認めらることが一番
過大評価されても褒めらること嬉し自戒すること時に忘れて
いいものを見つける人のありと言えど明察する人多くはあらず
時代経て価値見出されることあれど生きて居る時に命を懸けむ
教師たる務めは色々あるにしても子の才能を見抜かねばならぬ
我が才能見つけてくれない不満ありありても生きねばならぬ
いつか我が才能見つける伯楽が現れ出るを信じて生きむ
