「讃岐」の語源
古代は狭貫、佐奴岐、佐奴吉、竿調(さおつき)国とも書き、国名の由来は地形が東西に細長い意(狭貫)とか、山容が美しい意とか、朝廷へ調として矛竿(ほこざお)が納められたため(矛調国)とか諸説がある。
『日本地名大百科』小学館
名称の由来は、矛竿を貢物としたので竿調国といい、それが「さぬき」になったとも、東西が長く南北が短いので、
「狭貫」(さぬき)と書いたのによるともいうが定かではない。歴史の始まりとともに呼ばれたものといえよう。
玉藻吉讃岐国者国柄加雖見不飽
玉藻よし讃岐の国は国からか見れども飽かぬ 万葉集 (巻二 220) 「讃岐」と記載されている。
発音 「讃岐」は当て字。 SA NU KI さんき→さぬき