漱石【夢十夜】(10首歌)

死ぬ間際の女「百年待っていて下さい」一輪の真白な百合
悟りを開いて斬るか開けず切腹するか無についてひたすら
殺人/を自覚したとたん背中の子供が急に重くなる
爺さんは「今になる、蛇になる、きっとなる、笛が鳴る」
大将は処刑を待ってくれ恋人は馬を駆って陣を目指す
自分でも仁王像を彫ってみたくなるも仁王は出てこない
不安になりむなしくなって甲板から海へと飛び込む
鏡の前に座っていると様々な人物が通り過ぎてゆく
夫の無事を祈って百度参り子供を残しお参りを続ける
「崖から飛び降りろ」拒否した庄太郎に豚が襲いかかる

f:id:gashuu:20211124080357j:plain

f:id:gashuu:20211123222407j:plain