一人前とは

「一人前」と書いたとしても「ひとりまえ」「いちにんまえ」の読みは分かれる

「ひとりまえ」とは「ひとりぶん」一人に割り当てられた分量

「いちにんまえ」と読めば大人としての資格ある人扱い

両親の生きている人「零人前」 ほんとの苦労分かっていない

片親になって初めて「半人前」 少しは苦労分かった人かも

両親が亡くなって初めて「一人前」 生きる苦労が分かる人なり

ことほど左様に 親の有難さわかるのは 亡くなってから そしてもう遅い

いつまで経っても親の脛齧り中老年同居の令和日本現風景

孝行のしたい時には親はなし それほど親はありがたいもの

「一人前の口聞くな」など嫌味を言われた昔はとわに還らず