「くちなしの花」見るたびに淋しい笑顔が浮かぶお前のような花
「先生」誰にも言えずに胸をいためた人の名はそれはセンセイ
「すきま風」生きてさえいれば微笑みにめぐり会える幸せに
「北国の春」白樺青空南風こぶし咲くあの故里に帰ろかな
「夢追酒」あなたなぜなぜ私をすてた悲しみまぎらす僕の酒
「他人船」別れてくれよと云う前に死ねよと云ってほしかった
「道連れ」に決めた〃水に漂う浮草の同じ定めと指をさす
「雪椿」花は越後の雪椿雪の谷間に紅をさす愛は越後の雪椿
「春の来ない冬」はないあなたの心の慰めに私は唄を歌います
「ついてくるかい」何も聞かないで僕を信じて悲しみの僕に