名歌中の名歌、名句中の名句

 母の心を詠んだ名歌・名句

其子らに捕へられむと母が魂蛍と成りて夜を来たるらし  窪田空穂

蝉時雨子は担送車に追ひつけず  石橋秀野       昭和22年、36歳病没、6 歳の安見子遺して            

幼き子遺して死んでいった世の母思えばただ涙のみ  雅澄