2023-06-23 いつも余裕のユーモアを いつも余裕のユーモアを~宗鑑に学ぶ~ 諧謔の宗鑑俳句 十句 元朝の見る物にせん富士の山 袖ひぢてむすびし結びし文字の吉書哉 花の香を盗みてはしる嵐かな 満丸に出でてもながき春日哉 にがにがしいつまであらしふきのたう 手をついて歌申しあぐる蛙かな うづききてねぶとに鳴や郭公(ほととぎす) 月に柄をさしたらばよき団扇哉 七夕の夢のうきはしは烏鵲( うじゃく)かな 風寒し破れ障子の神無月