硫黄島栗林兵団長の六訓

一、われらは全力振るって守りぬかん。

二、われらは爆弾を抱いて敵の戦車にぶつかりこれを粉砕せん。

三、われらは挺身敵中に斬り込み敵を皆殺しにせん。

四、われらは一発必中の射撃によって敵を撃ちたおさん。

五、われらは敵十人を斃さざれは死すとも死せず。

六、われらは最後の一人となるもゲリラによって敵を悩まさん。

★東京の玄関先で日米四万二千人の死傷者を出した「硫黄島決戦」の訓示