2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧
水洟や鼻の先だけ暮れ残る 龍之介 *辞世用に死の数年前に詠まれた句
9月11日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)満洲の荒野なつかし蕎麦の花 雅舟 9月11日 【花】 ソバ(タデ科) 【花言葉】 あなたを救う 【短歌】山畑の雪降る前のソバの花祈りのような白さなりけり 鳥海昭子 蕎麦どころとい…
103 牢人やいはても下客花の庵 中村氏香波
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101 ・・・福ほととぎす一夜庵 南技山尾石
9月10日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 何ゆえに治癒か知らなねど吉野葛 雅舟 9月10日 【花】 クズ(マメ科) 【花言葉】 治癒 【短歌】風の道ひろがりながらクズの葉をしろがねいろに山渡りゆく 鳥海昭子 山の斜面に広…
100 雪・行あるしまたすや一夜庵 ・・
99 露なりけり・へは・の一夜庵 宗葉
98 舩もかな稲積山の秋納 栄松
【自己紹介】筆名 剣持雅澄 万葉学者鹿持雅澄にちなむ。 昭和十二年八月二十八日 生れ。 【文学歴】 昭和五十六年小説『俳諧の風景』で第十六回香川菊池寛賞受賞、その後 三十年間、同人誌「無帽」に小説・随筆を書き続けている。文学研究は『万葉集』を中…
『万葉集』秋の七草、その中の「朝顔」=桔梗 朝顔は朝露負ひて咲くといへど夕影にこそ咲きまさりけれ (巻10ー2104) 作者未詳 朝顔は朝露に濡れて咲くというが、夕方の光の中でこそ、いっそう美しく咲くなあ。 当時「朝顔」は、キキョウであったらしい。 今…
君と我燃ゆる日ありしそのままに重陽の日のハイビスカスよ 過ぎし日は二度と返らず重陽の日に身を寄せるハイビスカスよ
道の辺の尾花が下の思ひ草今さらさらに何をか思はむ 道の辺の尾花が下の思ひ草 今さらさらに何をか思はむ 『万葉集』巻10ー2270 「思ひ草」とはナンバンギセルのことです。
9月9日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花宿砂信頼という落し物 雅舟 9月9日 【花】ハナシュクシャ(ジンジャー)(ショウガ科) 【花言葉】 あなたを信頼します 【短歌】今日を信じあなたを信じてジンジャーの花の白さに…
97 風しつや客は残月に一夜庵 正・
96 いかに寝ていふ事そ月のあるし庵 ・・
95 一夜庵 行脚の僧月をあるしに一夜庵 寿幸
94 立かへりいとゝ桜はめてたけれ 松友子
93 世法師火燵の名残ひうち灘 元可
92 月の前の一夜の友より琴引山 弘成
観音寺市中洲町薬師寺(禅宗東福寺派)境内の供養塔 句碑 衣食住足りて静に納涼かな 七十二翁 幽石
三豊市高瀬町大水上神社境内には、 水原秋桜子の「茶どころと聞かねど新茶たぐひなし」以外に次の句碑がある。 御神域しばし自分を取りもどす 山路伊三美 食い違う娘の夢と母の夢 丸亀 山下昌江 八十路越へまだこれからの靴を履く 善通寺 山路広助 人の世に…
91 雲辺寺雪にそ庵の一夜富士 由長
9月8日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 明日は人迎える準備玉簾 雅舟 9月8日 【花】 タマスダレ(ヒガンバナ科) 【花言葉】 潔白な愛 【短歌】十日目の旅の便りは庭さきのタマスダレ咲くところで読みぬ 鳥海昭子 あの人…
90 富士ひとつもひとつ野原あり雲辺寺 ・原
89 ほとゝきす夢みしかなや一夜庵 川柳
88 水の隈に月の綺々たり・濱 松栄
香川県観音寺市大野原三大古墳…椀貸塚・角塚を実地調査 (詳しくは後ほど)
9月7日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) イヌという名を冠せらる花いとし 雅舟 9月7日 【花】 コルチカム(イヌサフラン科) 【花言葉】 回顧 努力 【短歌】イヌサフラン名のさみしくて近づけば涙をつつんでくれそうな花 鳥…
さびさびと秋苑の花語るらく「滅びしものは懐かしきかな」