2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

親子三人戦死の霊標

満州開拓団の悲劇。終戦直後の混乱(抵抗したか?)で親子三人戦死の墓碑いたまし。

海浜植物ハマゴウ花盛り

旺盛に繁茂してます。海浜保護植物などと特別視する必要はありません。

掌に貝乗せてみる浜辺かな

この心地よさ共にする人ここになし。 燧灘豊浜の浜辺です。良さんの浜辺です。

令和平和は本物なるや(10 首)

即吟10首 戦後早七十五年経ちました焦土と化した神国日本 空襲で焼き払われた日本の都市復興後異常繁栄 物質の繁栄あれど精神の貧困脆弱如何ともなし 語るなく戦後を生きし帰還兵その償いは果たしましたか のうのうと生き来し戦後戦中に何をなしたか語りまし…

紋白も紋黄蝶も蝶は蝶

白人も黄色人種も人は人膚で差別す人非人あり

コロナ禍や戦禍の昭和読む令和

戦後75年昭和の戦禍検証す郷土図書館へ拙著寄贈す 江戸時代庄屋のことなど興味なし殉国若者昭和の検証

没後30年、親友の墓参

クラスメート敵対関係ある時も慰め優しく接してくれた君 業者接待飲めない酒を飲み過ぎて五十を過ぎず早世したりき 我にもまた飲めない酒を勧めくれしいとし親友逝きて三十年 次来るとき女の子など連れて来よう若い時より女好きの君に

「私は貝になりたい」を想起した!

身近にこんな実話があったのか。墓碑にまで彫り込んでいたとは、誰かに知ってほしかった。それによって、霊が浮かばれると信じてそっと公表したのに違いない。部下が濡れ衣を着せられた恨みのようなものであったのか。真実のほどは、杳としてわからない。 『…

西讃戦争関係著作10編

郷土西讃(旧三豊郡)観音寺市・三豊市 戦争に翻弄された昭和の記録 鍬の戦士 印美書房 昭和四八年刊 〃 (ダイジェスト・私家版) 鎮魂譜 石川宙夫共編 平成十年刊 父の帰還 剣持文庫 平成一七年刊 戦後拾遺集 剣持文庫 平成一八年刊 柞田飛行場 剣持文庫 …

留鳥ウミネコの群れ

年中餌に不自由しない唐井出川河口・西讃大野原花稲海岸の海猫たち うっとうしく、うさんくさい留鳥ウミネコ、近づけば逃げる。ユリカモメと大違い。

豊浜孫娘夏の碑

観音寺市豊浜町・故大平総理記念館(文化会館)前の塑像「夏の日」名作の誉れ高し

コロナ禍や戦禍の昭和読む令和

市立図書館のキャッチフレーズ用に

芭蕉に合歓・蝉

梅雨明けは来週以降待ちきれず蝉は芭蕉に合歓を囁く

紙墓碑のススメ(10 首)

手作り紙墓碑 自粛などしたくはなくて軍人墓地巡りしてます前々からも ポータブル紙墓碑たんさん作って戦没者手近に置いて慰霊してます 折り畳みA⒋一枚で墓碑ができしつでも供養ができます紙碑 実用新案手作り紙碑これはいい自分のお墓もこれにしてます 大…

同窓会の功罪(10首)

同窓会の歌10 首 同窓会ああいいねとは一概に言えませんねえ周囲憚り 仲間外れ作ることにもなりかねない同窓会は大きな罪です 好きでゆくものではないと言いかねる同窓の者に爪弾きされる 好き嫌いで行っているのでありませぬただ同窓の誼で行ってる 嫌いな…

今日からは夏雲見つつ登下校

ようやくに夏雲出でて登下校 雅舟

七夕も夏越の祭も遺しおく

時過ぎても七夕・茅の輪遺しおく八幡様はかくあるべしか

我がふる里の柞田川

雲辺寺山から瀬戸内の燧灘へ流れる二級河川 柞田川に架かる橋「柞田七橋」 ①柞田橋(73.8m)…国道11号線 ②下野橋(66.2m)…旧国道(いよ街道) ③広野橋(70.9m)…福田原~観音寺線(県道242号) ④黒渕橋(67.8m)…黒渕~本大線(県道237号線) ⑤黒渕新橋(71.2m)…観音寺~佐…

銭型砂絵「寛永通寶」をご覧になって

この銭形砂絵を見ると、お金に不自由しなくなると言われるのよ。お越しになってね。 香川県立琴弾公園「寛永通寶」

十五歳で少年航空兵志願

香川次郎十五歳で少年航空兵に志願、十九歳でボルネオで「壮烈なる戦死」を遂げる。 追悼一句【殉国を美化はすまじやハイティーン】

笑いは長生きできる歌(10 首)

今朝の即吟(10首) 今しがたテレビで言っておりました「一点四倍長生きできる」と 笑わない人より笑う人の方長生きできる「世界で初めて」と 朝七時前のテレビの報道は「長生きする人笑う人」とか 笑うにも嘲笑冷笑ありますね微苦笑までは許せるかもね スマ…

先輩詩人森川蜻蛉

「非望のきはみ 非望のいのち」から始まる「勾配」の森川義信の生家・墓所を訪ねると、ムギワラトンボが親しそうに飛んでくる。間違いなく義信の化身だと思うなり。 ビルマ・ミートキーナで戦病死とは刻まれていない。軍人墓地もなく、戦没詩人として奉られ…

早苗取る手もとや昔しのぶ摺 芭蕉 奥の細道の途次福島で芭蕉の詠んだ句 この句碑は福島以外に、香川県観音寺市琴弾八幡神社にも大切に保存されている。

夏越の俳句二句

茅の輪のくぐりて今年も守(も)れる命かな 長谷川かな女 形代(かたしろ)や今こそ掌(て)より川浪へ 松根東洋城

瀬戸内海・燧灘の今夕の景

早く梅雨が明けて、からっとして、鮮やかな 瀬戸内の夕景色が見たい。 美しい夕陽が見えるここですから。

先人は賢くあってほしかった。

ボタンの掛け違いは世の中の施設に限りなくある。つまらぬことながら、軍人墓地のお間違いがあって、今更どうしようもないが、我が町の先人の間違いを恥ずかしながら紹しておく。数十柱が横並びで本名が刻まれ、一番知りたい死没年月日・場所・行年は裏に一…

華に呼びかけ一句

花屋では一句さらさら短冊に書き留めてみる周囲気にせず

英霊に敬意を表しマスクして(10首)

十分で即吟狂歌10 首 熊本へ救助に行って感染し報道されるこのやるせなさ 英霊にマスクをせずに墓参して感染源は英霊と言うのか 英霊も生きております若いですコロナを移せば責任問題 何十人の墓標の主に会いにゆく話す相手はこの柱だけ 現今の人間どもに会…

梅雨晴れ間の花と蝶

爪かボタンほどの可愛さシジミチョウ

濡れるにも情緒なき花また女

黙殺といふ濡れ衣を着せられて今宵一夜の宿命に咽ぶ