2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

合歓芭蕉驕りか謙虚か知らねども

象潟や雨に西施が合歓の花 奥の細道へ誘われたし 令和今芭蕉憚りながら雅舟健在 晴れ間待つ間に一筆啓上 雅舟 私が付句いたしました。拙著『芭蕉との対話』↓紹介 2,018年に発行した電子書籍新書版です。ご利用してください。

コロナ川柳(10 句)

30分即吟10 句 賢か愚か人試しいるコロナ神 試されて人が負ければウイルスウィング これしきで敗退すれば人ころり コレラころり知る人もなく今コロナ 曽祖父はコレラで逝きて孫コロナ 人類の共存共栄コロナの今 猫も杓子も寄ると触るとコロナ咄 英霊に会いに…

マスクして英霊に真向かう令和かな

マスクして英霊に真向かう令和かな(前句) 若き戦士に感染させじと(付け句)

外面如菩薩、内心如夜叉(10首)

見るからに菩薩のごとく内心は夜叉のごとくに悪鬼住む人 着飾って化粧に凝っている人の心汚れの見え隠れして 素顔こそ最高なるに厚化粧に憂き身をやつす憐れなる女 目を大きく見せる暇あれば心の目研ぎ澄ます営なせよと思う 自ずから発散をする人柄のゆかし…

戦後詩の代表作「死んだ男」親友Мに対する鮎川信夫の追悼詩

戦後詩の代表作「死んだ男」親友Мに対する鮎川信夫の追悼詩 Мとは、森川義信(ビルマ、ミートキーナで戦病死)代表作「勾配」 繰り返し入力している私(剣持雅澄)の先輩戦没詩人。詩碑・墓守。

貴女は大和撫子?

おとなしいから? それとも、辛抱強いから?

英霊に会うのにマスクは不要不急?

マスク忘れて大丈夫?

暁部隊の辞世歌

豊浜暁部隊第十期生の辞世歌 戦後75年の記録 大君の御楯となりて南海に鉄石立つべし吾いざ征かむ 岩田茂生(宮崎県) 黒潮に朽ちなば朽ちむ仮の身は永久に栄ゆる階築ならむ 伊藤章夫(長野県) 巣立つ我南海の涯にはた北に雄々しく出征ん海の 蜂谷光一(横浜…

黙殺は重罪です。

ふるさとの山に向かひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな 啄木

留魂と鎮魂歌(10 首)

特攻の学徒出陣せし所ここに魂留まっている 豊浜は暁部隊駐留して水上特攻送り出したり 前途有望の学徒留まり特攻の訓練をせしその古き跡 鎮魂は死者への手向け留魂は出陣をせし若き志 南溟に特攻死せし若者の魂留まる訓練所 像の前に供華は造花にあるにして…

汝、黙殺する勿れ(10 首歌)

汝、黙殺する勿れ(10 首) かのモーゼ十戒の一つ「汝、殺す勿れ」もじりて「汝、黙殺する勿れ」 差し伸べる機を失えばその失態取り返すべき後の手打たむ 見殺しは罪とならねど精神の汚点となるを知るや知らずや 助け求め目が合図するも見ないふりして老いる…

黙殺という罪(10 首)

今朝の即吟 10 首 戦没の碑には一顧もせずに行く令和の人の涼しげな影 もうすでに語り部稀少昭和の日の戦禍伝える術は消えゆく 皇国に犠牲にされたる戦没者令和の今また黙殺されて 殉国の美名に命失いて似非平和なる令和の黙殺 黙殺は汝の罪ぞ戦没の若者を亦…

母校三豊中学校の先輩作家【志の文学者】

墓所訪ね参拝の人に遇えればいい 戦後75年夢のごとしも ~その精神の高さ、心の深さに敬愛の念をもつ~

君子危うきの近寄らず(10首)

寝る前に(10首) おい君子(きみこ)何してるんだこちらへ恋密会してんのに逃げんな君子 濃厚接触自粛せよとはいかさまだこれでは子孫繁栄しない 密接な関係保ち何事も齟齬なくゆくのに引き放たれて 厳密は同じ密でもタブーにはされていませんノーミスで…

厭離穢土(10首)

異常なる神経使う現今の他者遠ざける愚かなる人 必要を越えて神経使うなる他者汚がる風潮なんぞ 自己防御越えて他人を阻害するこの現今の俗世の人よ 一人の人一旦感染するならば隔離病院髣髴とする 思い出す隔離病院今の世に再現されてはたまるものかは もう…

蒲(ガマ)の穂にムギワラトンボ

ガマの穂に蜻蛉止まれる人の留守

 有明富士(九十九山)倒影

水田に有明富士のさかしまに

雅舟即興三句

英霊にはマスクは不要夏の供華 コロナ禍の令和は戦禍弔うべし 美しき瞳に見惚れたり令和の夏

花も色々、人もいろいろ

美女逝けり門扉にアブチロン灯り 雅舟 この世の花、女人(おんなひと)女人(にょにん)みんないい

絵手紙、団扇便届きました。

暑中見舞も風雅にこなす人ゆかし 生きている証拠に時にははがきでも

世迷い事(10首)

悪いこと何をしたというのだろう土足で入って来る記者があり 何十枚写真撮られて腐りたり本尊が悪いどうしようもない 悪いこと何をしたとは思わない顔写真など撮るのは罪です していることの本質を見よ写真など撮るのでありません世の記者たちよ いつもあな…

逃げも隠れもできず写真撮られる最悪の日。

今命懸けで取り組んでいる「郷土戦没者2480人との出会い」を取材される。市の秘書課公報係の美人にたじたじとなる。逃げも隠れもできず、いやだったなあ。新聞記者にこれまでぶ男の写真、撮られてきた。こんな醜いはずはない、と怒ってみても後の祭り。…

「私は貝になりたい」よく似た話が身近に

『私は貝になりたい』は、ラジオ東京テレビの「サンヨーテレビ劇場」で1958年10月31日の22時00分 - 23時40分に放送された日本のテレビドラマ。元陸軍中尉・加藤哲太郎の獄中手記「狂える戦犯死刑囚」の遺書部分をもとに創作された橋本忍脚本によるフィクショ…

大雨も過ぎたか花の命に向かう

すがしくも朝雲見えて誰か来る サフランや何かいいことあるごとく

つるを呼ぶ会ですって!?

ここに隣接する三豊干拓地にツルが一羽降りてきた三十年前を夢見て いまだに「つるを呼ぶ会」は存続しているのですか?

この白い茸、直径10センチ超える大きさ

大雨の海岸に一つ大きな茸ありて、サプライズ 飛蝗2センチですからね。大きな雨笠、冠りたいほど。

行くなと言われたら行きたがる

鮎川信夫の親友М(森川義信)

思い付き本日地味本出来上がる粗製乱造恥ずかしけれど

観音寺の名橋「三架橋」の変遷

観音寺市琴弾八幡神社に参賀する橋で参賀橋~三架橋になったとも言われる名橋、昭和11年10月に完成。 江戸末期にはこのような三つのアーチになっていて、三架橋と言うようになったとも。 平らな橋で欄干は鉄製になっていた明治~大正期 大正7年9月の大…

魅入る芯、核心に迫る一念。

核心に迫る生き方分かりつつなほおろそかなるマゾをかなしむ